本ビジネスコラムでもご紹介したことがある タスク管理のアプリWunderlist
先日、丸1日、サーバ障害が原因のトラブルが発生しました。
日常便利に使っていてもクラウド上のサービスで障害が発生してしまっては
どうすることもできません。
朝一に今日のタスクを確認しようとスマートフォンで、
アプリを起動、何も問題なくいつも通りにだったので、
気づかなかったのですが、パソコンを立ち上げた後
同期されておらず、おかしいなと感じました。
本サービスのホームページ上に障害状況が出ていないか、
また、次にSNSなどで他のユーザーでも同じようなことが起きていないのか
障害状況の書き込みがないか確認してみたところ
何件かのツイートを発見。
暫く待てば、復旧するだろうと安易に考えたのですが、
昼になっても復旧しないため再度、障害状況を確認すると、
やはり人気のアプリだけあり多くの方が
「仕事ができない」「早く復旧してくれ」などのツイートが
書き込まれていました。
このようにクラウド上で障害が発生した場合、ローカル環境や手元にデータがない
というのは、実に不安になるものです。
今回は、個人のタスク管理に使用していたアプリでしたが、これが企業で使用する
業務ソフトやストレージサーバであれば、
復旧までの時間、業務がストップしてしまう恐れがあります。
クラウドサービスを使用するリスクはかなり大きいと今回改めて実感しました。
クラウドサービスに乗り換えることへの不安
クラウドサービスに乗り換えることへの不安とクラウド上だけでなく、
従来通りオンプレミスでの運用も同時に必要ということでしょう。
いつでも、どの端末でもクラウド上にアクセスできる環境があれば仕事ができるというのは、
便利であり、効率的であり、外出が多い経営者や営業マンにとっては、非常にありがたいのですが、
1度障害が発生した場合どれほどの損失があるのか、もう一度考える必要性があるようです。
みなさんの中でもGoogleカレンダーでスケジュール管理やグループウェアで情報の共有といった
クラウドのサービスを身近に活用されている方も多いと思いますので、いま一度、使用する場合の
リスク分散を考えておく必要があります。
万が一、障害が発生した場合の体制も社内で考えておき、
業務への支障を最小限に抑えなければいけません。