ある昼下がりのカフェでのこと
私の隣りの席に上司と部下であろうお2人の会話が耳に入ってきました。
聞こえてきたのは、「CMS」「HTML」「200万!?」と
ホームページの専門用語でした。恐らく、ホームページを制作する会社の方であろう。
飛び込んできたサイト制作費は、なんと200万!?
200万のサイト制作ということでかなり大規模なサイト構築の案件。
クライアントが選んだのは、200万のCMS構築の他社を選んだ模様。
さぞかし、ガッカリだったのだろと察しました。
お二人の会話から
「CMSで構築したサイトをクライアントが自ら更新していくなんて無理。」
「写真の加工や編集ができないので、完成後の運営で素人が作ったようなサイトになるはずだ。」
など話しをしていました。
以前、私もこのような記事を書いていました。
以前の記事
CMS動的で構築したサイトのメリットを活かせる担当者がいる会社では、
非常に有益なサイト構築方法です。但し、上記の会話の一部にもあるように
多少パソコンに詳しい人が写真の加工やコンテンツの更新をするのであればだ。
どうしてもサイト自体が崩れたらり、デザイン的な問題が出てくること考えられる。
当社のお客様のサイトでも随分前にCMS構築した動的なサイトで運営していたのですが、
制作会社から成果物としてシステムを引き継ぎ、運営をしていたそうです。
しかし、サイト運営をしていく中で、担当者が退社したり、
配属が替わったりすることでサイト自体の構成がバラバラになり、
自社で管理できなくなってしまったそうです。
双方で協力して運営する
弊社のお客様サイトでもウェブ担当が専属でいるお客様のサイトでは、双方に協力し合い、
サイト運営を行っています。
常に情報の入れ替わりが早く、コンテンツを更新しなければいけない場合や
新着情報の発信などお客様自身で更新できるCMSで構築している動的なページの
更新を行う。レイアウトや写真バナーボタンの入れ替えが必要な場合は、
弊社がHTML+CSSで時間をかけて更新作業を行う。という具合にCMS構築するページと
HTML+CSSページを分けて制作ケースもあり、
双方がタッグを組んで、よりよいサイト運営ができている例もある。
全てをお客様側で行うよりも効率的にサイト運営できるケースもあるということで
外部に委託するというのも1つではないでしょうか?
今回のケースように200万かけてCMS構築したサイトがどうのうように
クライアントが運営してくのか詳細は不明ですが、
ここまで、費用をかけたサイトが効果的に機能するのかは、
お耳にした上司と部下の人と同意見です。
大規模なサイトになればなるほど、極力最小限から徐々に大きく
育てていくことが必要なのかもしれません。