先日、お客様のご依頼でWebコンサルティングの方のご提案に同席

させていただきました。

Webのコンサルティングとは?

ホームページの制作から運営まで「売れるホームページ」

に変えてくれるというお仕事になるのでしょう。

自社のホームページを「売れるホームページ」にしてくれそうという

期待が膨らむと思います。

ご提案の内容をざっとまとめると、

十数年前までは、ホームページを持っていれば、受注につながっていた

時代があったが、ここ数年は、きれいなデザイン・コンセプトの強調・SNSを

活用した情報発信で受注につながっていた。

しかし、競合他社も同じような施策を施すようになり、訪問者は、

他社との違いがわからず、差別化ができなくなってしまっているのが現状である。

これからのサイト運営は、まず、自社の顧客ターゲットを絞り込み顧客をファン化し、

人の気配のある運営をしていかなければ「売れるホームページ」にはならない。

現在のホームページ運営についての提案でした。

話しを聞き、ほぼ全ての提案内容に共感しました。

アクセス数を伸ばすだけでは、受注につながらず、質の高い顧客を集めるために

ペルソナ(自社のターゲットとする人物像を明確にする)を設定することが必要である。

アクセス数が増えても目標とする(資料請求、問い合わせ)の数は増えない、

視線予想(訪問者の目線)を分析し、適切なデザイン、ボタンの配置をしなければならない。

ホームページからの反響を売上につなげるためにSWTO分析を行うことで、自社の売りを

明確にし、反響を売上につなげなけばならない。

以上の提案内容は、現在のホームページ運営では、必要不可欠なことであることは

間違いない。

ここで、Webコンサルティングの費用対効果はいかほどか?

興味が湧いてきた。

ホームページの制作から運営までの概算見積を聞いてみたところ、

20ページからスタートし、数百万、月額コンサルティング料が数十万。

中小企業にとっては、決して安い費用ではない。

制作費用に数百万をかけ、尚且つ、運営コンサルティング費月数十万。

ここまでの費用をかけて、実際に費用対効果が見込めるのだろうか?

もちろん、自社で取り扱う商材、商品にもよるだろうが、

まず、すぐに効果が出るこはない。

初期費用にここまでの費用をかける中小企業は、少ないのではないかと思う。

はじめは、小規模でスタートし、効果が出てから徐々に費用をかけて育てていくと

いう感覚の方がいいのではないだろうか?

大きくスタートし、効果が出ない場合のリスクが大き過ぎる。

中小企業のホームページ運営では、小さくスタートし、徐々に大きくする(育てる)

そのような運営がいいのではないだろうか。

今回、Webコンサルティングの方のお話しを聞く機会が、私たちが常々お客様に

ご提案しているホームページ運営とほぼ変わらない内容であったことと

また、プレゼン力を勉強させていただきました。