先日、中小企業経営者の方との話の中で、基幹システムを導入にする時に

社内でどのようなことが行い、また、どのような失敗を経験されたか

と言った、お客様の業務の中でシステム化を成功させるためのヒントとなる

ような実際の生の声を聞けました。

 

経営者の仕事

月に何度も出張で飛び回っている中小企業経営者の方も多いことと思います。

お話しを聞いた経営者の方も多い月は、半分以上出張という超多忙な状況もあり、

グループウェアを使い、各部署の責任者、幹部からの毎日報告、連絡、相談のチェックをしている。

以前は、それぞれの部署が使いやすい管理システムを使用しており、

バラバラのシステムが稼働していたこともありました。

無駄でかなり効率の悪い仕事の進め方だったと言っていました。

その状況を打開するためにも数年かけて基幹システムを導入したという。

基幹システムは、ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)

販売、生産、会計、人事などの業務で発生するデータを統合データベースで一元管理し、

各業務部門の状況をリアルタイムに把握するための手法である。

 

経営者側からするとこのERPでリアルタイムに自社の売上や採算管理等

状況を把握するために迅速な経営判断に役立てることが可能のとなるはずである。

しかしながら、実施は、経営者側と各部門ごとでシステムの活用や認識が違う場合も

多く、経営陣と従業員の間の温度差を感じるという。

また、システムを導入する場合、社内にはシステムに詳しい人材がおらず、

営業から提案されるがままシステムを導入してしまい、数ヶ月後には、全く機能しない

基幹システムとなり、まさしく負の遺産となってしまった失敗もあったそうです。

 

このような失敗を経験したこともあり、現在は、外部からシステム監査を招き入れ、

有効かつ効率的に監査を実施することを目的とした。

システム監査人は監査対象から独立かつ専門的な立場からの情報システムの

コントロールを整備、運用に対する保証又は助言を行ってもらっているそうだ。

 

やはり、高額な基幹システムを導入する時などは、社内の業務のながれや

業務形態を熟知した管理者やシステムに精通した人材、時に外部監査人に

助言をもらいながら、導入を進めていくことで、自社にもっとも適した

システム導入がすることができる。

どんなにハイスペックなシステムを導入したとしても、その企業に適した

システムとは限らない。

 

弊社でも、お客様の業務をより理解し、業務のながれに合うシステム導入の

手助けを行っている。

 

是非、身近にシステムに精通した、また、自社のシステム化に助言をしてくれる

信頼できるパートナーを見つけていただきたいと思います。